美容コラム

目の下のたるみが気になっている人 | 原因と対策

目の下の「たるみ」は歳を重ねるに連れて厄介になっていくので早期対策した方がいいのは分かってるんだけどって方に読んで欲しい

いきなり長いタイトルですみません(;´・ω・)
でも、 「目もと」って一番に年齢を感じる所だと思いませんか? あれ、私だけ汗…

ともあれ、「目もと」のたるみってなぜできるか、どのように対策した方がよいのかを書いてます!(ごまかす)

目もとのたるみ対策

シミなどはある程度であればメイクでごまかすことができますが、たるみはそうはいきません。
なんで目の下がたるんでしまうのだろう、原因が分かれば対策もできるのに、きっとこんなことを思うはず。

と、いうわけで今回は目の下のたるみの原因や対策についてみていきます。
この記事を読んで目の下のたるみの原因を究明し、対策に活かしましょう!

<目の下のたるみはハリや弾力が失われるのが原因>

まずはなぜ目の下がたるんでしまうのか、このことからみていきましょう。
目の下がたるんでしまう原因は大きく分けると2つあります。

そのうちの一つが加齢によって『肌のハリや弾力が失われてしまう』こと。
肌というのは主に3つの層に分かれており、それぞれ「表皮」、「真皮」、「皮下組織」という名前で呼ばれています。

 

この中の「真皮」というのが肝。

真皮はお肌にハリや弾力を与えてくれるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分を作り出す繊維芽細胞といったもので構成されています。

しかしコラーゲンやエラスチンの生成が減少すると真皮の構造が崩れてしまい、肌がたるんでしまったりシワが出てきてしまったりするというわけなのです。

ではなぜ真皮のコラーゲンやヒアルロン酸の生成が減少してしまうのか、これにもいくつか原因があります。

最も大きな原因であるといわれているのが、残念なことにこちらも「加齢」です。歳を重ねるにつれて自然と生成量が減少していってしまうといわれています。

コラーゲンに関しては化粧品メーカーとして有名なMENARDが研究していたので(https://corp.menard.co.jp/research/tech/tech_01_03.html)もう少し詳しく知りたいというのであれば参考にしてみてくださいね。

 

では加齢以外の原因はというと、ずばり紫外線です。
地球に降り注いでいる紫外線にはUVAとUVBというふたつがあるのですが、UVAという方は真皮層まで到達してしまうという恐ろしい性質があります。

ただ到達するだけならばよいのですが、そんなわけないですよね。
UVAは真皮層に到達したら最後、線維芽細胞にダメージを与えます。そのダメージが原因でコラーゲンなどの生成スピードが遅くなってしまい、結果真皮のコラーゲンが減っていってしまう、というからくりがあるのです。

<筋力不足もたるみの原因に>

もう一つ、コラーゲンなどが減少してしまう以外の原因、それは「目の周りの筋力が低下」してしまうこと。

目周りの筋肉の中でも特に重要なのが「眼輪筋」という筋肉なのですが、ちょっと自分の目を確認してみてください。
目というのは頭蓋骨の空洞にはまっているような形になっていますよね。つまり他の部位のように支えとなる骨がない状態です。

 

ではどうやって目を固定しているのか。

それは眼窩脂肪(がんかしぼう)というものがまるでクッションのように眼球を守りつつ固定してくれているのです。

その眼窩脂肪を支えているのが眼輪筋という筋肉で、目を囲うようにして付いています。

この眼輪筋も、加齢によって筋力が衰えてしまうものです。
眼輪筋が衰えるということは眼窩脂肪を支えることができなくなってしまうということですから、それによって目の下がたるんでしまう、ということに。

更に目元の皮膚というのは顔の中でもかなり薄い部位であるため、たるみやすいとも言われています。

そして眼輪筋は目の開閉をする、つまりまばたきをするときに必要な筋肉です。少し乱暴な言い方ですが、まばたきをすると鍛えられるといっても過言ではありません。

つまり、瞬きが減ってしまうとそれだけ眼輪筋も鈍っていってしまうということなのです。
瞬きが減るなんてこと思いつかないわ、そう思うかもしれませんが、実はパソコンやスマートフォンといった画面を見ている間は瞬きの数が減少するといわれています。

目薬などでも有名な参天製薬によるとhttps://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/library/dryeye/pc.jsp)、集中して画面をみているときはなんと通常時の四分の一まで減ってしまうのだそうです。

パソコンやスマートフォンなどの画面を長時間見ていると瞬きが減ってしまうだけでなく、眼精疲労や血行不良なども起きやすくなります。血行が悪くなると老廃物がうまく流れずに溜まったりして必要な栄養素が筋肉まで届かなくなってしまうため、これも眼輪筋が低下する原因に。
パソコンやスマホをいじっていると無表情にもなりますから、それもまた筋力低下の原因となりますね。

パソコン仕事の合間にスマホでSNSをチェックして休憩、なんてことをやっている人は要注意ですよ。

<エクササイズや紫外線予防で対策を>

目の下のたるみに悩んだ時、すぐにでも取り組むことができる対策があります。

まずは眼輪筋を鍛えるエクササイズをしてみましょう。
目の周りを鍛える方法はいくつかありますが、例えば目を閉じた状態からゆっくりとまぶたに力を入れてぎゅーっと閉じた状態で5秒キープ。五秒経ったらゆっくりと力を抜いて、今度は眉を上げるようにして目を見開いた状態で5秒キープといったエクササイズをすると、眼輪筋を鍛えることができます。

眼輪筋は表情筋のひとつなので、表情筋全体を鍛えることもまた有効です。

資生堂が開発した「フェイスマッスルプログラム」(https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008048/)などで表情筋を鍛えてみるのもよいですね。

美容液などを駆使してコラーゲンやエラスチンなどを取り入れるのも良いでしょう。

コラーゲンといえばここといえるニッピ(http://www.nip-col.jp/)やCMなどでもおなじみのDHC(https://www.dhc.co.jp/goods/goodsdetail.jsp?gCode=22739)などいろいろあるので、自分に合ったものをスキンケアに取り入れてみてくださいね。

最近ではダイソーなど100円で手に入れることもできるので、ちょっと試してみたというときにはおすすめですよ。

紫外線対策も重要です。
紫外線、特にUVAはたるみだけでなくシミやシワのもとにもなるので、日焼け止めを塗ったりしてしっかり対策をしましょう。

UVAは窓ガラスも突き抜けてお肌にダメージを与えてくるため、UVカット機能のある窓ガラスでないのであれば室内でもきちんと日焼け止めを塗ることが大切。

特に顔は腕などのように服を着てカバーできませんから念入りに、ですよ。

エクササイズで眼輪筋をしっかりと鍛えることをメインに、スキンケアをサポートとしてプラスするようにすることが目の下のたるみ対策には有効です。

目の周りの筋肉トレーニングは年齢を問わず効果を得ることができます。
もういい歳だからと諦めず、毎日きちんと続けて目の下のたるみから決別しましょうね!

 

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